4004マイクロプロセッサ 50周年 ~ インテル4004とBusicom 141-PF

2021/11/13

①インテル4004
この写真は、以前入手したインテルP4004とセカンドソースのナショセミINS4004Jです。



このマイクロプロセッサは、50年前の1971年11月15日にインテル社から世界初の商用MPU 4004として発表され、それ以降、マイクロプロセッサの黄金時代が開幕しました。







インテル4004は、写真のように16ピンのDIPのLSIです。4004のマーキングの数字から4004であることがわかります。当時電卓を製造していた日本のビジコン社が米国のインテル社と開発契約を行い、事務用プリンタ電卓Busicom 141-PFに搭載された4ビット・マイクロプロセッサです。開発契約上のチップ名は、NCM-ARU、NCM-ROM、NCM-RAM、NCM-SHRでしたが、インテル社が発表した時点では、各々4004、4001、4002、4003と命名され、MCS-4(Micro Computer Set)と呼ばれました。

4004開発ストーリは、有名です。ビジコン社がインテル社に、ソフトウェアの柔軟性に着目しプログラム駆動の電卓専用LSIを開発依頼したところ、インテル社のエンジニアが提案した、ビジネス的に有利なマイクロプロセッサ命令を採用し、プロセッサ命令による電卓疑似命令(一種の関数)の組み合わせによる、Busicom 141-PF電卓を実現したことでした。

4004マイクロプロセッサの主な仕様:
・ 4ビット・マイクロプロセッサ(16ピンのDIP)
・ 2,300個のPMOS トランジスタ(10μmデザインルール)
・ 4ビット幅の ALU
・ 3レベルのサブルーチン命令を含む46命令
・ 10.8マイクロ秒の命令サイクル(クロック周波数704KHzの8倍周期)
・ 別チップの最大4,096ワード(バイト)のROM、最大1,280文字(ニブル)のRAM

この4004マイクロプロセッサ 50周年に合わせて、今回、SBC4004/Busicom-141PFを
製作してみることにしました。

②Busicom 141-PF
事務用デスクトップ電卓としてプリンタのみで表示器がない電卓でした。14桁まで取り扱えますので100兆円未満までの計算ができます。専任の事務員の方がブラインドタッチで金額計算をこなしていたのではないかと思います。

ビジコン社Busicom 141-PF電卓は、情報処理学会によって2011年、情報処理技術遺産に指定されました。インターネット上のバーチャル博物館「電卓博物館」で展示されていますが、実際に動作可能か定かではありません。

















「情報処理学会 コンピュータ博物館」より引用 URL:http://museum.ipsj.or.jp/heritage/2011/img/busicom-n3.jpg

同時期に発売されたOEM商品Unicom System社の141電卓の操作マニュアルがinternet Archiveサイトに掲載されていますので、興味ある方は、参照ください。

インテル4004はすでに希少価値となり、限られた数のチップがeBayなどで取引されています。そのため、インテル4004に触れていただけるため、現在の技術(ArduinoとFPGA)で、お手軽に4004コアおよび、電卓機能を再現してみました。

もちろん、インテル4004用のソケットを設けていますので、実物の4004があれば、その4004が141PF電卓のファームウェアを実行し、4004が検出されなければ、FPGA内蔵の4004コアによって、141PF電卓のファームウェアが実行できます。

内蔵のプリンタは、「EPSON Model-102」ラインプリンタが採用されていましたが、41PF電卓のファームウェアのプリント指令をモニタ・デバッガがエミュレートしていますので、実物と同じ印字結果が得られます。今回は、LED表示器にも入力値、計算結果を表示して使いやすいように再現しました。

下記の写真は、実物の4004を搭載し、電卓プログラムを実行して平方根の計算した結果です。


SBC4004/Busicom-141PFの専用基板は、ピコソフト株式会社様のご協力で、オレンジピコショップより頒布させていただく予定です。次回以降で詳細仕様・製作記事を掲載する予定です。

(再クロール更新:2022/12/22)

レンタルWebサービスの縮小に伴うブログ移行 ~Bloggerカスタマイズ

2021/08/04

Bloggerには、ブログテーマのテンプレートが用意されていますが、これまでの画面構成と異なっていますので、"Simple Simply Simple"をカスタマイズしました。

・ヘッダー背景画像の変更
・ブログ名・説明の変更
・アクセスカウンターの表示形式の変更
・お知らせの追加
・最新記事の追加
・設定項目の変更(テーマ・表示横幅1130px・フォント設定・日付表示など)
・投稿ヘッダーと日付表示の入れ替え・表示変更
・投稿表示の最後の投稿カテゴリーのアイコン追加
・翻訳ガジェットの追加
・各フォントサイズの調整


iPhoneやAndroidタブレットでも見やすい表示にしました。

Blogger標準のカスタマイズ範囲が限られているため、テーマ・テンプレートの「HTML編集」を用い、HTML/CSSの追加・変更を行いました。変更箇所は、HTML/CSSの機能リファレンス・例題を参考に試行錯誤を行い、具体化していきました。参考までに、"Simple Simply Simple"テンプレートHTMおよび、カスタマイズ後HTMLを添付します。差分を確認すると変更点がわかるかと思います。

これで、これまでのブログと同じ感じになりました。

(再クロール更新:2022/12/22)

レンタルWebサービスの縮小に伴うブログ移行 ~移行先ブログサービス

2021/08/01

長年、お世話になってきたHi-HoのレンタルWebですが、2021/7/1付けで、サービスの縮小の案内がありました。利用者が減ってきたようで、採算が取れなくなったのではないかと心配しています。サポートに代替案を問い合わせましたが、残念ながら予定はないとのことでした。

ブログを継続できなくなることになりますので、仕方なく各社のブログサービスを調査してみました。
条件として、

・現状のシンプルな画面表示を引き継ぐことができる
・広告表示をなくすことができる
・費用を極力抑えることができる
・画像以外のファイルをダウンロードできる

検討の結果、条件に合いそうな候補サービスを絞りました。

①BIGLOBEウェブリブログ(ISP系)
 メリット:ドキュメントが豊富で、簡単に使えそう
      BIGLOBE会員(乗り換えが必要)なら無料で広告を外せる
 デメリット:画像以外のファイルをダウンロードができない

②さくらインターネット(ホスティング系)
 メリット:ビジネスにも耐えられる高機能なOSサービスが提供される
      広告掲載が不要である
 デメリット:高額ではないが、費用が発生する

③GoogleのBlogger(独立系)
 メリット:グローバルなサービスである
      広告掲載が不要である
      表示カスタマイズが可能である(HTML・CSSの知識が必須)
      モバイル対応レイアウトが可能である
 デメリット:表示テンプレートが豊富であるが、日本的なブログ表示ではない

上記から、簡単にお試しができる③をターゲットに移行してみることにしました。

(再クロール更新:2022/12/22)