アナログレコードをハイレゾで楽む~Technics SL-7、Kenwood KP-727の整備

2020/04/22

 まず、Technics SL-7の補修です。

まずオーナーマニュアルとサービスマニュアルを探しダウンロードしました。動作状態は、例のごとくアームドライブのゴムベルトが硬化してスリップ状態でしたので、千石電商から1.2mm□、25φのゴムベルトを入手し、交換しました。次は、ビスに付属のゴムワッシャーの交換です。パソコンHDD用のゴム付インチビスのゴムを流用しました。さらに、内部基板類をチェックし、電解コンデンサーの液漏れ等がないことを確認し、問題があれば交換します。幸い、問題ありませんでした。


最後は、内部清掃と汚れ・擦り傷落としです。マジックリンの雑巾で内部清掃を行います。次にキャビネット・コードの汚れ・擦り傷をマジックリン・レクトラクリーン・プラスティックコンパウンドできれいにし、黒マジックでタッチペイントして終了です。


次は、Kenwood KP-727の補修です。

残念ながら、オーナーマニュアルとサービスマニュアルは、見つかりませんでした。動作状態は、同じくアームドライブのゴムベルトが硬化してスリップ状態でしたので、千石電商から0.95mm□、25φのゴムベルトを入手し、交換しました。

次に、補修が必要な部分は、ゴム足です。ゴム足がひび割れ、高さがつぶれ気味の足もありました。補修は、まず、靴底補修接着剤(シューズドクターN)をひび割れ部分に精密ドラーバーや楊枝で塗り込みます。これで全体的に強度が戻ります。高さがつぶれた足には、1mm厚のゴムをリング状に切って、同じ接着剤でカサ上げをし、4本の足の高さを調整します。さらに、内部基板類をチェックし、電解コンデンサーの液漏れ等がないことを確認し、問題があれば交換します。幸い、問題ありませんでした。


最後は、内部清掃と汚れ・擦り傷落としです。マジックリンの雑巾で内部清掃を行います。次にキャビネット・コードの汚れ・擦り傷をマジックリン・レクトラクリーン・プラスティックコンパウンドできれいにし、黒マジックでタッチペイントして終了です。


両者ともに、レコード針は、古くなっていたり、針が折れていたので、eBayで、互換針を発注しました。

(再クロール更新:2022/12/22)

アナログレコードをハイレゾで楽む~導入編

2020/04/21

 新型コロナで騒がしい中ですが、久々にオーディオのブログ投稿をしたいと思います。


これまで、時代の主流のCD、SACDをレトロな自作真空管アンプで楽しんできました。真空管アンプは、スピーカーとの組み合わせと、真空管や回路の種類・組み合わせにより、適度な歪と出力インピーダンスによって、微妙な臨場感・音色を醸し出しています。


一方、CD、SACDは、マスター音源をデジタル技術を通して、ミキシングエンジニアがこれが良いのではないかと考えた再生音源に再現性高く提供してくれます。この再生音源を真空管アンプとスピーカーによる色付けで楽しんできたことになります。CDの20KHz以上の欠落周波数帯の問題の回答として、SACDが発売され、周波数帯の欠落がない良い音ではありますが、再現性が高いが故にマスター音源の良し悪しを引きついで、ある意味面白みが少ない再生音源になっているように感じられてしかたがありません。そこで、音源として色付けの範囲が広いアナログレコードを試してみることにしました。


アナログレコードもオーディオの常でピンキリの世界です。最小限の原資と自己努力(自己満足)が活かせ、お手軽に楽しめる導入計画を練りました。


まず条件を考えてみました。

①アナログ技術が成熟していた往年の機器であること

②機械的な劣化が致命傷になりにくい技術であること

③レコードカートリッジの針が入手できること

④CDのように手軽な操作・メンテナンスができること

⑤デジタル技術で、基本性能の評価を行い、良い音にできること


以上より、ヤフオクなど調べると、ターンテーブルの成熟期に各社が発売したリニアトラッキング方式 レコードプレーヤーがお手軽であることがわかりました。特に、ジャケットサイズのTechnicsのSL-10は、成熟したDDドライブとカートリッジを採用し省スペースで魅力的でした。ところが問題は、MCカートリッジであるため、レコード針の交換ができません。そこで、レコード針の入手性が良いMMカートリッジを搭載したTechnicsのSL-7にターゲットを絞りました。リニアトラッキング方式の場合、T4P規格というメーカー間の互換性が高いカートリッジが使われていますので、この点も評価できます。(反面、高級なカートリッジではありませんが、お手軽さには合っています。)


このSL-7は、MMカートリッジ(EPC-P202C)を採用していますが、ボロンカンチレバーのEPS-202EDが入手できないので、周波数特性を考えると、MCカートリッジも非常に気になりました。各社のリニアトラッキング方式 レコードプレーヤーを調べていくと、MCカートリッジを採用したKenwoodの機種が見つかりました。針交換可能なMCカートリッジ(V-57、AT312EPのOEM)を採用したKP-727です。交換用の針は、eBayで入手可能でした。EVGのPM2323Dですが、中身はAudio Technicaのオリジナルのようです。


それぞれ、ヤフオクとメルカリから動作不良のジャンク品を中古カートリッジ価格相当で入手しました。以上で、①~④が実現できます。⑤については、Ortofonの「Test Record」を使い、パソコンのサウンドキャプチャ機能+「WaveSpectra」で解析することにしました。

(再クロール更新:2022/12/22)

TK-80サブボード基板の製作(モニターアップデート編)

2019/05/09

 TK-80サブボード用モニターV0.90の不具合修正・新機能追加を行いましたので、改めてベータ2版V0.91(ZIPファイル)を公開します。


修正点:

①サブルーチンSRIOT(027CH)、SRIIN(02A0H)、INPUT(0223H)に問題がある。

②アセンブラがPOP, CPE、STAXを生成できない。

③アセンブラが正しいレジスタオペランドを生成できないケースがある。

④相対アドレス入力のための {READ INCR}key、{READ DECR}keyの設定が誤っていた。


新機能:

プログラムを簡易アセンブラで入力してみると、プログラムの移動ができないため、プログラム修正が結構大変でした。

①MOVEアセンブラコマンドの追加(現在のアドレスがdestination)

 MOVE{sp}{source address}{sp}{length}{sp}

②FILLアセンブラコマンドの追加(現在のアドレスがdestination)

 FILL{sp}{byte data}{sp}{length}{sp}

③オペランド入力状態がわかりにくいため、3桁目の少数点を点灯するようにした。


お試しください。

(再クロール更新:2022/12/22)