GRANTBASで、ASCIIART.BASを走らそうとしましたが、TeraTermでプログラムをペーストすると、シリアルポート入力の取りこぼしが発生しました。
TeraTermのフロー制御を"hardware"にしましたが、改善しませんでした。GRANTBAS.ASMの確認を行うと、RTSのハンドシェークがされていませんでした。下記のような、修正を行ったところ、問題なくペーストできるようになりました。大きなプログラムでは、必須な機能ですので、必要な方は、修正をお勧めします。
修正内容は、入力バッファの残りが4文字より少ない場合、RTSをINACTIVEに、入力バッファ中の文字数が4文字以下の場合。RTSをACTIVEにしています。
【修正前①】
; CHECK BUFFER FULL
LD A,(RBFCNT)
【修正後①】
; CHECK BUFFER HIGH
LD A,(RBFCNT)
CP RBFSIZ-4
JP M,CHKFUL
LD A,005H ; WR5
OUT (PSIOAC),A
LD A,0E8H ; RTS INACTIVE
OUT (PSIOAC),A
; CHECK BUFFER FULL
CHKFUL: LD A,(RBFCNT)
【修正前②】
; READ DATA
LD A,(RBFCNT)
【修正後②】
; CHECK BUFFER LOW
CP 4
JP P,RDDAT
LD A,005H ; WR5
OUT (PSIOAC),A
LD A,0EAH ; RTS ACTIVE
OUT (PSIOAC),A
LD A,(RBFCNT)
; READ DATA
RDDAT: LD A,(RBFCNT)
なお、ZTB.ASMも同様です。
(再クロール更新:2022/12/22)